2011年9月30日金曜日

お、新潟会(3)。

前回、
>●●労務管理事務所の●●●●●●●会員(登録番号●●●●●●●・三条支部)さんから
>理事に対し、お前ら全員、会則違反で処分してやる、なんて言われないのかしら??

このように述べたが、コトはそう単純ではないようだ。
自戒をこめて、あらためて書きますが・・・

平成20年頃に、各単位会で、「公開情報規則」というものが制定されている。
(ありゃりゃ、情報公開規則 でした)
(sr-jinjinは 18年度を最後に理事ではなくなってるので ついうっかりした)

どんなものかというと、
その第2条にいわく、

公開する情報は次の通りとする。
として、9項目が並べられ、その中に、

法第25条の33に規定する注意勧告に関する事項

というものがある。
注意勧告についても情報公開しちゃうぞ、ということだ。


で、 
法第25条の33をひもとくと、
(ここでいう 法とは いうまでもなく社労士法)

わずらわしいのを承知で 全文を掲げますが、

法第25条の33
社会保険労務士会は、所属の社会保険労務士又は社会保険労務法人が
この法律もしくはこの法律に基づく命令又は労働社会保険諸法令に違反する
おそれがあると認めるときは、会則の定めるところにより、当該社会保険労務
士又は社会保険労務士法人に対して、注意を促し、又は必要な措置を構ず
べきことを勧告することができる。

ごらんの通り、各県会に規定されている会則表現と「ほぼ」同じ。

何処が違うか。

「会則の定めるところにより」があるか否か、だ。

ここが、社会保険労務士法詳解(平成20年版)にいうところの、
「注意勧告は、法的拘束力を有しない」ということの意味内容であろうか。

つまり、会則に定めることによって、はじめて実効性がでてくるってことのようだ。
会則に定めなければ、注意勧告発動の根拠を失う。

さて、と。

会則では、 注意勧告については 公示することまでは言及しないが、
他方、情報公開規則では、 氏名をも情報公開の対象とせよ、と。

これ、どっちが優先するんでしょうね?

総会決議が必要な会則側が優先だと思うのだが、つまり、会則の精神に
反する情報公開規則ではないのか、との見たてなのだが、はてどうなのでしょうか。

どなたかのお考えを聞いてみたいものだが・・・・。

2011年9月27日火曜日

お、新潟会(2)。

一口に「注意勧告」とはいうが、2つのことを意味してるようだ。

まずは、引用。
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第●●条 本会は、会員が、法、法に基づく命令若しくは労働社会
保険諸法令又は会則若しくは連合会会則に違反するおそれがある
と認めるときは、理事会の議を経て、当該会員に対して注意を促
し、又は必要な措置を講ずべきことを勧告することができる。
-------------------------------------------------

つまり、
(1)注意を促す
(2)必要な措置を構ずべきことを勧告する
この2つのことを、「注意勧告」といってるらしい。

で、新潟会のHP。

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●●労務管理事務所の●●●●●●●会員(登録番号●●●●●●●・三条支部)は、
『依頼人から依頼された労災保険給付及び雇用保険給付の支給申請手
続きを正当な理由もなく怠り、依頼人から再三の督促があったにもか
かわらず長期間放置した為、別の社会保険労務士が替わって手続きす
るに至り、依頼人並びに関係者は多大な迷惑を蒙った。』として平成
23年1月18日の理事会に於いて新潟県社会保険労務士会会則第44
条第1項に定める注意勧告に処することと決定したのでお知らせします。
--------------------------------------------------------

どうやら、今回の事案は、必要な措置を構ずるよう勧告したフウはないから
注意を促した、ということらしい。

理由は、
「多大な迷惑を」蒙らせた、、、んだと。


信用を失墜させた、と文を続けたのでは 「注意勧告」でなく「処分」対象
となってしまうということなのでしょうか、多大な迷惑を蒙らせた、で文が締
められています。


依頼人並びに関係者は多大な迷惑を蒙ったために信用を失墜させたので
処分を科す。

依頼人並びに関係者は多大な迷惑を蒙ったために信用を失墜させるおそれが
あるので注意勧告をする。

「信用を失墜させる迷惑」
 と
「信用を失墜させるおそれのある迷惑」
の違いが sr-jinjinには よお わからんが、それにしても
理事さんちゃあ、大変だね。

少なくとも 次の判断はしたんでしょ?

正当な理由もなく怠ったこと。
依頼人から再三の督促があったにもかかわらず長期間放置したこと
別の社会保険労務士が替わって手続きするに至ったこと
依頼人並びに関係者は多大な迷惑を蒙ったこと。

しかも、「処分」と違って 綱紀委員会に調査してもらうわけにもいかん。

ウワサだけで、注意勧告するわけにもいかず 大変だったでしょうねえ。


以前、神奈川会の件で書いたことがあるが ここでも書いておこう。
処分と注意勧告では 公示が、義務である否かの違いがある。

「処分」では、、、
-----------------------------
3 第1項の処分を行った場合は、会報に掲載してこれを公示するほか、
●●●●厚生局長及び●●●労働局長にその旨報告するものとする。
-----------------------------

とあって、公示を義務づけているが、

「注意勧告」では、
------------------------------
4 第1項の注意又は勧告を行ったときは、その旨を●●●●厚生局長及び●●●●労働局長
に報告するものとする。
------------------------------
とあるのみで、公示のことは 記載がない。



●●労務管理事務所の●●●●●●●会員(登録番号●●●●●●●・三条支部)さんから
理事に対し、お前ら全員、会則違反で処分してやる、なんて言われないのかしら??

2011年9月26日月曜日

お、新潟会(1)。

にぎやかです、新潟会。

sr-ta3さんのブログによると、

http://sr-ta3.blogspot.com/2011/09/blog-post_23.html

、、、である、と。



ということで、ひさしぶりに新潟会のHPをたずねた。

やってくれますねえ、新潟会

まずは、引用。

「処分」から。
-----------------------------------------------------------------
、『「●●●●●●●サポートセンター」なるホームページを作成し、インターネット
に公開した。
その内容について、新潟労働局から
「法律に抵触すると考えられる極めて不適切な表現がある。」
として是正するよう指導を受け、新潟県社会保険労務士会並びに会員の信用を失墜
させた。』
よって平成23年1月18日の理事会に於いて新潟県社会保険労務士会会則第47条
第1項第1号に定める訓告処分と決定したのでお知らせします。
-------------------------------------------------------------------

次、「注意勧告」
------------------------------------------------------------------
●●労務管理事務所の●●●●●●●会員(登録番号●●●●●●●・三条支部)は、
『依頼人から依頼された労災保険給付及び雇用保険給付の支給申請手続きを正当
な理由
もなく怠り、依頼人から再三の督促があったにもかかわらず長期間放置した為、
別の社会
保険労務士が替わって手続きするに至り、依頼人並びに関係者は多大な迷惑を蒙った。』
として平成23年1月18日の理事会に於いて新潟県社会保険労務士会会則第44条
第1項に定める注意勧告に処することと決定したのでお知らせします。
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ところで、おめえは、なんで 「処分」とかに反応するの?
とかのハナシが聞こえてきそうなので、ちょいと 説明すると・・・。

こういうこと。

県会の理事職には、いわば 「武器」が与えられるのよ。理事たるもの
この「武器」の使用法を誤ってはなりませぬぞえ。

世に、理事は 会員の役にたつ研修会を 無報酬でヤラネバナラナイ
などと ほざく のがいるのでね あえて 声を大きくしている。

まあ、そういうことです。

さて、新潟会。

処分は 法違反か会則違反だ。この場合「法」とは、どの「法」であるかは
自明であるハズなのであえて書かない。

どれどれ、、、、

-------------------
「法律に抵触すると考えられる極めて不適切な表現がある。」
として是正するよう指導を受け、新潟県社会保険労務士会並びに会員の
信用を失墜させた。』
--------------------
法違反はしてないようですね。
「抵触すると考えられる」、というだけだ。

してみると、 「信用を失墜させた」のがポイントか。

確かにある。会則41条。(準則)

-------------------

(信用失墜行為の禁止)
第41条 会員は、社会保険労務士業務の適正な運営に努め、社会保険労務士又は
社会保険労務士法人の信用又は品位害するような行為をしてはならない。

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要するに、 会則 に違反したというわけね。


でもね、新潟会理事さん。

もう一度引用するよ。

公告は、
---------------------------------------
新潟県社会保険労務士会並びに会員の信用を失墜
させた。
---------------------------------------

といいます。

ところが 会則は、

---------------------------------------------
社会保険労務士又は社会保険労務士法人の信用又は品位を
害するような行為をしてはならない.
---------------------------------------------
ですヨ。

sr-jinjinには 同じものとは思えない。

もっとも、新潟会則には、新潟会の信用を失墜させた場合も
処分できる、と書いてあるのかもしれない。

でもねえ、そもそも「県会」の信用って失墜するものなの?

いわれない? 
信用の失墜した県会の処分なんて信用できない??!!
なんて。

次、注意処分については 次回。

(ちゃう、ちゃう、 注意処分でなく、注意勧告)