2012年7月31日火曜日

月刊社労士2012年7月号(1)

総会に先立つ会長の挨拶をよむと、 「動議」を予期していたようだ。
連合会だからできないこともあるのよ、などというくだりなどはまさしくそうでしょう。


最後の動議の結末がよくわからない。

奥田専務による、「(連合会の)見解発表で十分」
ということでケリがついたのか、

東京代議員小林氏の
「連合会で検討していただき・・・会員に対してお知らせいただきたい」

なのか?
記事だけでは判然としない。

もしかすると、 東京代議員発言で 手をうち、動議案にたいしての賛否を
とらなかったのかもしれない。

、、、とすると、少しおかしなことになる。

代議員が自分で検討する(任期は1年、来年の総会までその権限あり)ならともかく、

「連合会で検討していただく、、、」はいただけないでしょう。

動議提出者からすれば、議案提出権をもつ理事会からは望むべくもない議案である
と思われたからこそ総会に向け動議としたのであり、代議員は、それを意気に感じて
真正面から審議しなければならないというものだ。

その際、もちろん
「唐突にこんなのだされても判断できん、だから はんたーい」でも構わない。

結局、代議員の総意で、「連合会は検討せよ、そして報告せよ」との決議をしたことに なっちゃってるわけ?

ここで少し動議の本気度を。
本気度とは、総会の決議を得る、ということに対する本気度という意味です。
けっして、本気で反対してるか、とか本気で説明を求めてるか、ではありませぬ。

□連合会の会則にある「総会の議決及び承認事項」は読みましたか?
□同じく「理事会の議決事項」は読みましたか?
□総会に付議する議案を決定できる理事会はいつだったかご存知でしたか?
□当該「動議案」に対する理事会内の政治地図は作成しましたか?
□その政治地図に基づき、なんらかの行動を起こしましたか?
□どうして理事会に総会議案とするような提案をしなかったのですか?
□仙台で開催されたので遠くていけなかったのですか?
□それにしたって、第176理事会は東京会館で開催されています。
□代議員の氏名は把握したのですか?
□代議員の政治地図は作成したのですか?
□その政治地図に基づき、なんらかの行動を起こしましたか?
・・・






2012年7月30日月曜日

機関紙全国労保連

吾が方にも、ようやく、月刊社労士7月号がとどいた。
そしたら、一緒に、全国労保連(全国労働保険事務組合連合会の機関紙)も届いた。



今年の、労働保険年度更新では、一人親方の申し込みが「激増」した。
3倍増です。昨年に比して。です。

職種は、 管工事設備、防水、塗装、大工といったところ。

こうした「個人請負就業者」、今に始まったことではないと思うので、おそらく
ゼネコンさんからの しめつけ? なんだろうな。

 特別加入しないと現場にはいってダメッ! 

なんてね。


ま、 ともあれ おかげさまで売上が上がり、労働法関係の書籍が 
少し増えましたデス(^_^;)


機関紙全国労保連での濱口先生の講演録がようやく最終回。

最後に、こういうことを、おっしゃっています、

「えっと思うかもしれませんが、雇用保険についても自営業者が
特別加入するという発想も、もしかしたらあってもいいのかもしれ
ない」

 いやあ、、、、ちょっとビックリですが、なるほど、それもいいですね。

---

月刊社労士7月号については次回。


2012年7月23日月曜日

あう、、

美しいご婦人方さんは、

 「munakuso ga warui」

などとは おっしゃらない方がいいな。

100年だか 1000年だかの なんとやら もさめようというものだ。

2012年7月18日水曜日

説示中、適切を欠く部分・・・(4)

もうちょっと 拘ろうかなあ。

「平23 国・三好労基署長(振動障害)事件 高松地裁 」を読んでいたら
また ブリ返した。

と、いうのは、こうだ。

特別加入者の休業補償給付判断は、どうやら次の論理を経ることとなる。

まず、
(1)労災保険法34条1項二号。(全文は ワズラわしいので 末尾掲載)
ここで 業務上外を判断し、「上」とされたら、次に進む。

(2)基発1454号



と、いうことだ。

つまり、
基発1454での、
「療養のため当該事業又は当該作業につき全部労働不能であること」
と箇所が、次のようには 読めまいか ということだ。

重機賃貸事業に従事中、業務上の事故にあい、その療養のため、建設事業または、建設業務について全部労働不能になった・・・云々。


ところで、前回、
>保険料計算時にも利用できるのではないか?

といいましたが、 同じく 基発1454に こんな箇所ありました。
ですから、ダメ ですね。




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労災保険法、特別加入条項

第三十四条  前条第一号の事業主が、同号及び同条第二号に掲げる者を
包括して当該事業について成立する保険関係に基づきこの保険による業務
災害及び通勤災害に関する保険給付を受けることができる者とすることにつ
き申請をし、政府の承認があつたときは、第三章第一節から第三節まで及
び第三章の二の規定の適用については、次に定めるところによる。
一  前条第一号及び第二号に掲げる者は、当該事業に使用される労働者
とみなす。
二  前条第一号又は第二号に掲げる者が業務上負傷し、若しくは疾病に
かかつたとき、その負傷若しくは疾病についての療養のため当該事業に
従事することができないとき、その負傷若しくは疾病が治つた場合におい
て身体に障害が存するとき、又は業務上死亡したときは、労働基準法第
七十五条 から第七十七条 まで、第七十九条及び第八十条に規定する
災害補償の事由が生じたものとみなす。

2012年7月15日日曜日

説示中、適切を欠く部分・・・(3)

この件、識者も含め、あちこちへ照会してみたが、一様に、どうも芳しくない。

最高裁の「説示中、適切を欠く部分」とは、この箇所も含んでいるのかもしれないな。

ったく、人騒がせな高等裁判所裁判官様ですね。

次回は、「平23 国・三好労基署長(振動障害)事件 高松地裁 」を取り上げる。
こっちは、まともな 話です。

しかも、実務上、おおいに役立つ(なはは)。

では。






2012年7月14日土曜日

説示中、適切を欠く部分・・・(2)





前回、

給付の2口について触れた。 

具体的には、こうだ。

末尾5番にて、建設現場における作業を、給付基礎日額 10,000を選択し加入する。

かたや 末尾6番にて、 事務所業務について、同じく 10,000にて加入。

以上のようなケースだ。



前回の、高等裁判所裁判官様は、 建設現場にて、労災事故にあい、「労働能力全部欠損」

した場合、 末尾5における休業補償 8、000は 当然として、 もう一方の

末尾6番側の加入分から、 さらに 8,000円が給付される、とのご託宣でした。



Sr-jinjinは、これ にわかには信じ難きものいいなれど、さりとて、ご主張を覆すに

その論理をしらず、と紹介しました。



考えてみると、この 2口論、何も給付に限ったことではなくて、保険料計算時にも

利用できるのではないか?

ご存じのとおり、保険料は、

給付基礎日額×365 として 賃金年額を把握し、それに、所定の労災保険料率を

乗じて算出する。

なにげに、 365 を掛けていますが、はて、2口加入している(させられる)としたなら、

生身の体ゆえ、730日は働けず、それぞれにつき、 たとえば 

末尾5 10,000×182×料率

末尾6 10,000×183×料率

といった概算申告も 可能なんでないの?
 

そして、年度末に 確定概算する。
 
・・・・

面白い考えだと思うが・・・

2012年7月13日金曜日

一人親方特別加入事件

平7 足立労基署長(本間製作所)事件 浦和地裁  一人親方事案 不支給 

一人親方についての初めての裁判だったそうだ。

かなり ざっくり としたまとめですが、結果として、次。 

建設業の一人親方として特別加入していたが、
あなたの事故は、 建設業の請負としてなされていた中で起きたものでは
ないので保険事故の範囲外です、よって不支給です、あしからず。

というものでした。

我々の取扱うものの中に 似たようなケースは ありうる。

鹿児島大学紺屋教授言われるごとく、「保険事故の事前確定」、これを
キモに命じて、事前説明おさおさ怠りなきよう あい 勤めねばなりませぬな、ご一同。

当局の 反社会保障的給付姿勢を糾弾するは易しい。現に起きてしまった事故が、
約定された保険事故の範囲中であるか否かという問題と、そもそも約定された保険事故範囲
をさらに広げろ、とのいわば制度の問題とを ごっちゃ にしてはいけません。


ところで、(匿名の気安さでいうのだが)
通常、5号様式を作成するときに、 契約の内容が 請負であったか否かなどとは
書かない。あえて書く必要などない。事故現場名、工事名は書くにしても。
 なぜ、 非請負契約であった、などということが 知られるところとなったのでしょうね?

工事現場名、と納品先名 が なにか シグナルを発していたのかなあ。





2012年7月12日木曜日

説示中、適切を欠く部分・・・

建設業なら、「突貫工事」とでもいうのでしょう、7月8、9,10日と、
「算定基礎届」を「突貫送信」しました。

パーソナライズなんとかという、「バカバカしい」方法は、採るところではない
ので、1件1件送信です。

ああ、来年は、準備が整い次第に、順次送信しようっと、、、
、、と 昨年も思ったな、確か。

ともかく、今年の 「算定基礎届」は終わりました。

で、ちょっと 気になってた「特別加入」をちょい調べる。
ざっと、斯くの如し。

昭58 所沢労基署長(田中製作所)事件 東京地裁  プレス工 不支給
平 3 加古川労基署長(ケーフルーツ)事件 神戸地裁 死亡 不支給 バナナ事案
平 4 加古川労基署長(ケーフルーツ)事件 大阪高裁 死亡 支給 バナナ事案
平 7 足立労基署長(本間製作所)事件 浦和地裁  一人親方事案 不支給 

平 9 姫路労基署長(井口重機)事件 最高裁  不支給 重機賃貸業
平10 茨木労基署長(大龍産業)事件  不支給 ダンプ運転手特別加入
平11 大阪中央労基署長(弘容商事)事件 大阪地裁  喫茶店 支給 
平19 H工務店(大工負傷)事件 神戸地裁社支部  (業務上外認定訴訟ではない)
平23 国・三好労基署長(振動障害)事件 高松地裁  支給 林業。全部労働不能問題
平24 広島労基署長事件 最高裁  不支給 現場みまわり中死亡

このうち、
平 9 姫路労基署長(井口重機)事件 最高裁判決 を見ると、こんな記述が、、、、

「原審の判断は、説示中に適切を欠く部分があるが、結論において是認・・・」

?? ナニ ?
三文週刊誌ごのみのsr-jinjin としては、 これは 
ほおっておくわけにはいかない(^_^;)

で、大阪高裁判決文をよんでみた。(労働判例716号6頁)
(こういう時って、目をサラのようにして読むもんだから、頭に入ること、入ること)

どうやら、最高裁が 説示に適切を欠くとしたのは ここらしい。

控訴人、すなわち 特別加入者側が、
特別加入にそれぞれ加入せよというが、そんなことしたら

「保険料の負担が倍増する矛盾が生じる」と主張したのに対し、

高裁裁判所は、




どうやら、「給付基礎日額」のことを取り違えているようです。
まさしく不適切な説示でしょうね、これは。


読んでいて、さらに気になった箇所がありました。

これは、間違いではないでしょうが、 労基署の窓口
 なんと対応するかなあ。
みなさん、 2口分、申請したことないでしょう?
sr-jinjinも やったことありません。

こんど 機会があったら、やってみよっと。

2012年7月5日木曜日

元祖、女性は太陽であった、

sr-tar3さんが また 新資料を紹介してくれています。
http://sr-ta3.blogspot.jp/2012/07/blog-post_03.html
http://sr-ta3.blogspot.jp/2012/07/blog-post_02.html


元祖、女性は太陽であった、
元祖、連合会会則は、斯くの如しであった、

「会長、副会長及び常任理事は、理事会において理事の互選により定める。」



そして 現在の会則はどうかというと、
「会長は、個人会員のうちから選挙により選出する。会長の選出方法は、別に定める。」
である。

この間のいきさつは、さすがに 「社会保険労務士制度四十年のあゆみ」も触れていない。

頃は、中西会長全盛期のころ、河野順一氏が 一石を投じた。
確か、立候補したんでなかったんだっけ?

以来、選挙方式が、会員の意識に上り始める。
中西会長は退任にあたり、投票を導入することはせず、
(なんでも 会長職は、労働省系と厚生省系とで交代交代にしようとの密約が
あったとかなかったとか)

ま、 厚生省出身の大和田氏に禅譲した。

ところが、おりしも沸き興る「司法制度改革の嵐」、これに嫌気をさしたのだろうか、
新会長は、早々と、1期勤めただけで 退任。
(やれ、社労士会の対応が遅い、ヌルい。改革案に 「社」の字もない・・・)
(このままでは、我々は 忘れ去られてしまう・・・)などなど 
外野からの声、かまびすしきこと夥し。

すわっ、今度は 労働省系の会長か?と 全会員が固唾を呑んで見守る中(うそ、です)、
大槻会長が 就任した。

このときであったか、京都堀川氏の主張や、山口村田氏の主張が こんな田舎にまでfaxが届いたっけ。
神奈川にもいるぞ、みたいな話を、故小野(栃木会会長)氏から聞いたのもこの頃であったかなあ。

その大槻会長が 4期続いた。

すべて、結果として 対抗馬なし、だったと思う。
形式ともに選挙となったは、ここのところの直近2期だ。
いずれも、金田氏対海野氏

この頃なんでしょうね、
「会長は、個人会員のうちから選挙により選出する。会長の選出方法は、別に定める。」
と 別に定める方式をとったのは。


その 「別に定めた」ものの改正を 今次総会にて行ったということなのでしょう。

ふむふむ、
・選挙日を、総会前日とした。
・選挙人を、理事予定者、とした。
ということですね。

前日、懇親会場を含めて自由な選挙運動をさせ、翌日総会場で決選投票というプロセスでは
なにか 具合が悪かったのでしょうかね?


2012年7月4日水曜日

仕合せはオイラの願い・・・

今宵は、女房と一緒に「しあわせの歌」を歌った。

濱口先生が 紹介してた動画に あわせて。

ほとんどの読者は知らんでしょう、との紹介だったので、
いや オイラ(達)は知ってる、との 主張も いくらか こめて ダナ。

そうか、 こういう歌を 知ってるのは モー少ないか。


そういえば、いつだったか、、、、

酔っ払って寝ていると、遠・・・・い記憶がよみがえった。

そう、 30になるムスメが、 you tube で 「インターナショナル」を
流してるのよ。

「・・・嗚呼 インターナショナアル、、われらがものぉぉぉぉ・・・」

なんて、 起き上がることなく、 2番まで(歌詞を見ないで) 歌ったら、
ムスメがビックリしてましたっけ。

あの当時は、 インターナショナル は 誰でも歌えたんでないかな。
たしか、セクトを 問わず 歌われたのは この歌でしょう。

隣の大学から出張してきた「戦旗」も、わが大学の「叛旗」も「民青」も。

また はるばるやってきた、Wの住人や、 そこと死闘を繰り広げた中○
さん達も たしか インタナショナルは うたってた。

あ、 ワルシャワ労働歌も セクトを問わなかったか。
いや、ブント系は ワルシャワだったか?

   ま 遠くなりました。

おっとっと、
「青解」とか「協会」とかも入れておなかいと、均衡を欠く??










 



2012年7月3日火曜日

動議とやら雑感

どうやら、「緊急動議」ではなかったようだ。


憲法の話がでて、おぅ、随分と格調がたかいな、とよみすすめたら、最後に来て、
ケーキの分け前のはなしとなってる。

憲法の話をするんなら、そんなみみっちぃ話をするな。

分け前の話をするなら、憲法の話なんかするな。


---
○「事業の健全な発展」「労働者福祉の向上」は社労士の職責だ、といいますが、

これは うそ ですね。

社労士の職責は、品位保持、労働社会保険諸法令の精通、公正な立場、業務の
誠実実行です。
「事業の健全な発展」「労働者福祉の向上」は、 法の目的であり、敢えていえば、
社労士の職責などではない。
ちなみに、 これら、「法の目的」、「社労士の職責」とは別に、 「社労士会の目的」
というのもあります。

うーん、こんな 決議を採択したら、 社労士の品位がそこなわれちゃう。

社労士会を運動体として位置づけたい方々は、 よく この「法の目的」を、会運営
の念頭に置いたり、自らを正義の使者の根拠としたりする。

 社労士法にとって、我ら社労士は、「客体」だからねえ。

---
○人権を守ることは、社労士の使命ではないでしょう。

なんだか、アダムとイブの次に社労士が生まれたようないい草だなや。あーはずかし。

 もっとも、人権を侵せ!などと言う気はないですけど。


---
○ハロワの地方移管と労働行政民営化は、 

  「社会保険の責任から国が逃げ出す」
  「社会保険の責任を国が放棄する」

との御主張ですが、「精密な分析」にしては、すこし雑なんでない?
ところで、「 」付だから 何処かからの引用なんでしょうかね?

こんなこと どなたかが 言ってるのしら?

---
○国民の人権を守る立場にある社会保険労務士 との仰せですが、 そんな立場にはないって。


---
○「歳入庁構想は・・・税理士を活用するというものです」。

うそだ、って。

悪いが、歳入庁構想は、もっと 格調が高い。そんなミミッチィ話ではない。
もっとも、 いい悪い、という問題はあるでしょうが。

ところで、 歳入庁を是としたうえで、社労士を活用しろって、 決議文 は 
考えなかったのかしら?

---
○社会保障は社労士が守るとの立場?

おいおい、大丈夫か、社労士は、そんな立場に 立てっこ無いって。

 馬鹿も休み休み言え。

尖閣領土問題を論ずるに、三角定規を 振りかざすようなもんだ。
こんなこといってると、相手にされなくなるよ。みっともない。

---
○「政府に対し十分な説明を求める」といいますが、、、、

連合会は、去る6月11日 歳入庁構想に関し、統一見解を出しています。

動議提出者は、動議を出すんなら、この見解をまず「精密に分析して」

徹底的に叩きのめさねば。

 そうでなければ 動議の意味はないでしょうに。







2012年7月2日月曜日

伝言ゲーム

AはXである、
BはYである、
CはZである、、、、



AはZである。


いつの間にやら、AがZとなってしまっている。
哀しいのは、それが 伝言でなく、ご自身の思考プロセスの中で
そうなってる、ということだ。

伝言なら、 よぉく聞け、とか メモしろ、とかで対処できるが、
ご自身のあたまンなかのことではねえ。

しかも、 「立派な目的」を持ってたりするから始末が悪いノヨネ。

「立派な目的」は、あらゆるものを蹴散らす。

だから、 

 「その辺の社労士」

なんていう言葉も 何の抵抗もなく吐けるようになるんだろうね。