2016年7月16日土曜日

ううっ、、我慢ができない・・・

出席した総会では、連合会長のあいさつ文が披露されていました。
代理出席の副会長さんが読み上げたのだが、その最後の方に、
我ら社労士は法1条の「事業の発展と労働者の福祉の向上」という理念に立ち返って、、、云々
ときました。


ほうーら、また来た。

そしたら、東京会の総会でも 現会長さんが同じようなことをしゃべっていたようですね。


あのぉぉ、お言葉ですが、、、

引用される条文は、社労士「法」の目的だかんね?社労士の目的ではないノヨ。

あ、いや、何度も繰り返すけど あたいもね、 事業が不健全になってもいいなんて思わないし、
労働者の福祉が向上しなくたっていいなんてえことはちっとも思いませんよ。さらに言えば、個々の社労士さんが 自らの目的をそこに置くということは あっても構わないし、そのことについては
文句はいいません。
でもね、そのフレーズを一般化して、社労士(社労士法のでなく)の目的だ、といわれるとちと 突っ込みたくなります。

それにぃ、、、

条文の「事業」ですが、 どうやら これも誤解してますね。

ちょっと全部引用しましょうか。

第一条  この法律は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、もつて労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。

この事業を、どうやら 企業の利益活動と読むらしい。それは誤解です。ここでいう事業は「労働及び社会保険に関する」事業、すなわち国が主催する保険事業のことをいってるんですよ。

まあ、連合会の「社労士法詳解」にもここらは 明確に してないから 誤解もやむを得ないか。

ここに関して 面白い現象があります。
関東南部の新任なった県会会長さんのあいさつ(ホームページ)が、「事業」から「企業」と言い換えられています。
「事業」では 本能的に企業の利益活動を言い当てていない、ということを感じ取ってのことなのでしょう。

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昨年の今頃でしたか、さる一流私大を出た方々が 自らの母校で開設している講座をもとに
して 社労士の実務講座 を上梓されました。

もしやと思って、古本になるのを待って、amazonから購入して 眺めてみた。

そうしたら、、、、

案の定といいますか、ハタせるかなといいますか、やってくれてます。
第1講 と第3講が、 「事業の健全な発展・・・」に触れています。

あたくしには ちょいとただけない記述だなあとの感想をもちました。

詳しくは触れません。ぜひ手に取ってご覧ください。

一流大学名がありますのでねえ、影響力も大きいでしょう。どっかで訂正してもらわんと
一人歩きしちゃうんでないの。